株式/番外編:ミニ株投資
概要
通常の1/10で購入できるミニ株。一見、お手軽に始められそうなのだが、いくつか注意しなければならない。
まず、売買注文が前日中に行わなければならない。つまり、米国の市場の動向を確認することもできないし、翌朝、どんなニュースが発表されるかも分からない状況で売買注文を行うことになる。
次に、売買注文の方法だが、ミニ株には成り行き注文しかない。また、売買は全て始値(に近い金額)で行われる。したがって、買うタイミングや売るタイミングは、非常に重要になる。
最後にに手数料だが、私はリテラ・クレア証券に口座を持っているので、最低でも手数料が945円かかる。通常、1000株単位の株であれば、1000株購入するのにイー・トレード証券では525円で購入できるのだが、その1/10の株数であるのにも関わらず945円かかるのだ。これは、1000株単位であれば、2円以上株価が値上がれば利益が出るところを20円以上株価が値上がらなくては利益が出ないことを意味する。
つまり、これらのことを注意して売買しなければならない。
しかし、逆にメリットもある。株価が値下がりしてもたいした金額ではないことや、ナンピン買いが容易に行えることである。
ミニ株を始めるのであれば、メリット・デメリットを見極めて、その特徴に応じた売買をしなければならない。
銘柄選び
ミニ株は、手数料の問題で1000株単位であれば100株購入することになり、20円以上値上がりしなければ利益が出ない。しかし、30円値上がりしたといっても1000円の利益でしかない。つまり、100円以上値上がりする銘柄を選ばなくて面白みは無い。
1000株単位の銘柄で100円以上値上がる銘柄を予想するのは、簡単なことではない。1000株単位の銘柄で100円以上値上がるためには、それなりの期間を必要とするし、保有期間が長ければ、長いほどリスクも高くなるからだ。
それでも、倒産リスクが低く、長期間保有していても安心で、100円以上値上がりするであろう銘柄を選ばなくてはならないということになる。
ミニ株は敷居の低さに比べ、意外に難しいのだ。
買うタイミング
一番市場の動きを読みやすいのは米国市場の動向である。ニュースなどによって絶対とは言い切れないのだが、基本的に米国が下がれば日本も下がるし、米国が上がれば日本も上がると言っても過言ではない。
買いのタイミングは、買うと決めたらできるだけ安く買いたい。つまり、米国が下がった時に買いを入れることになる。しかし、買いの注文は前日中に行わなければならないため、米国の動向を見極めることができない。
そこで月曜に買うことをお勧めする。金曜の夜の米国の動向を見極め、日曜の夜までに買い注文を行えば、問題は解消されるからだ。つまり、金曜の米国市場が下がったら、日曜の夜までに買い注文を入れるということになる。
売るタイミング
買うタイミングと考え方は一緒。つまり、金曜の米国市場が上がったら、日曜の夜までに売り注文を入れるということになる。
しかし、売る場合は、それだけではない。翌日、何らかのニュースが公表され、ストップ安になる可能性があるので、ストップ安でも損にならない金額まで値上がりしていることを前提とする必要があるのだ。
ミニ株の場合、ニュースを見て注文を取り消すことができないため、慎重にタイミングを見極めなければならない。そんなことを言っていて、ズルズル下がっていくことを懸念するかもしれないが、売らなければ確定ではないし、あまりに値下がりすればナンピン買いをすれば済む話なので、利益を確定させる瞬間だけ気をつければ良い。
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