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住宅プロジェクトとは
環境・現状
コミュニケーション住宅、健康住宅、バリアフリー住宅、防犯住宅、電化住宅、ガス化住宅、IT住宅、未来住宅、電脳住宅などなど、様々な切り口のコンセプト住宅は多い。しかし、どれも各メーカーの最新技術を1つの切り口で紹介するためのコンセプト住宅であり、実用性に乏しい。また、本来、消費者が必要としているのは、これらのコンセプトをバランス良く融合した住宅であり、何かひとつに特化した住宅ではないと思う。
一方では、ネットワーク家電など呼ばれる家電が開発され、家電をコンピュータから制御する話は多いが、技術の発展と家電の入れ換えにかなりのタイムラグがあるため、導入が厳しいのが実情ではないだろうか。
つまり、どれも継続的に生活することをあまり考えられていない。言葉ばかりで身近ではないという印象だ。
それでも、我々は家を買い、生活していかなくてはならい。
概念
ここでは、私が家を購入するにあたり、安心して快適に住むことを優先し、必要に応じてコンピュータで管理し、様々なコンセプト住宅の思想を融合させ、整理し、実践した結果を紹介していこうと思う。ただし、勘違いしてもらいたくないのは、あくまでもごく一般的な家庭にとっての快適な住環境を模索するのであって、最先端の技術や思想を研究する訳ではない。したがって、紹介する内容のほとんどは、すでに存在する身近な商品や技術の活用法であったり、組み合わせの妙などであったりする。
ちなみに、ここで紹介する内容は、美崎薫氏が提唱する「記憶する住宅」に類似する点が多いのは、私と美崎氏が親しい関係にあり、家に求める基本的な理念は合致しているためだ。逆に、「記憶する住宅」と大きく違う点は、我が家にはパソコンにうとい家内と幼い子供がいることである。したがって、自分の志向を100%反映することもできないし、家内や子供たちにとっての使い勝手も考えなくてはならないことだろう。つまり、より一般的な住宅ということ。
もちろん、それ以前に、私自身、記憶自体にあまり興味が無いので、方向性がずれるのは当たり前なのだが…。
目的
このプロジェクトは、2005年3月に購入したオール電化住宅で実践したことを紹介しつつ、生活環境である住宅のさらなる利便性の追求と省エネ・エコロジーの追求を並行して模索することを目的としている。ごく一般的な家庭にとってより快適な住環境を構築する参考になれば幸いである。