番外編:自家製肥料
家庭の廃棄物で自家製肥料作り
ガーデニングでは、何かと肥料が必要になる。しかし、肥料を購入してばかりでは、費用がかかり、何のためにガーデニングをしているか分からなくなってしまう。
そこで、ガーデニングで必要な主な肥料を自分で作ることを思いついた。材料は、ほとんど家庭の廃棄物。これなら費用はかからないし、何よりも環境問題にも貢献できる。
堆肥
堆肥は、家庭で出る生ゴミとミミズコンポストで作ることができる。生ゴミは料理で使った余りなので、タダで手に入れることができる。
堆肥の作り方は簡単。まず、家庭で出る生ゴミをミミズコンプストに入れるだけ。あとは、ミミズがそれを食べてフンができる。このフンこそが堆肥なのだ。
液肥
液肥は、ミミズコンポストの副産物。ミミズコンポスト内のミミズのオシッコや余分な水分からできている。
液肥の作り方はさらに簡単。ミミズコンポストの下に容器を置いておくだけ。あとはミミズコンポストの下から水分がしたたり落ちてくるので、それを貯めれば完成。ミミズコンポストがあれば、何も必要ないのだ。
液肥は、ミミズの糞からも作ることができる。ミミズふん1:水3の割合で一晩浸けて置くと、水に養分が溶けだし、液肥が完成する。
石灰
石灰は土をアルカリ性に改良するために使用する。逆に言えば、土をアルカリ性に改良するためであれば、石灰を使い必要はない。
ちなみに、土をアルカリ性に改良するのであれば、貝殻や卵の殻、カニの甲羅、炭や灰でも良い。作り方は簡単で、それぞれをハンマーで砕いて粉々にすれば完成。あとは、土に混ぜるだけ。
いずれもミミズコンポストには入れられないモノなので、環境問題にも貢献できる。
廃油肥料(油かす)
廃油肥料は、家庭で使い終わった食用油と米ぬかで油かすを作ることができる。食用油は料理で使われるし、米ぬかは家庭用精米器を購入すれば、タダで手に入れることができる。
廃油肥料の作り方は簡単。まず、使い終わった食用油を常温までさましておき、米ぬかを入れ、そぼろ状になるように混ぜる。これを新聞紙(1日分くらい)の上に広げ、日の当たるところで乾燥させる。 次に、ナイロン袋に入れ、耳たぶくらいの硬さになるように廃油を入れる。あとは、適当に混ぜて密封し、1ヶ月ほど寝かせておく。最後に土にまぜ、その土を新聞紙に広げて一日干す。乾燥したら、袋につめて半年置けば完成。
腐葉土
腐葉土は、庭のシンボルツリーの落ち葉や近所の公園の広葉樹の落ち葉で作ることができる。理想をいえば、クヌギの木の落ち葉。この落ち葉を、できるだけ下の方からかき集める。落ち葉は美観を損ねるため、公園の掃除のボランティアなどに参加すればよいだろう。あとは、自家製の廃油肥料があればできるので、タダで作ることができる。
腐葉土の作り方は簡単。まず、かき集めた落ち葉を湿らせて、廃油肥料少々と一緒にビニールのゴミ袋に入れて、時々中をかき混ぜて、乾燥しないように湿らせて、半年ぐらい放置しておけば完成。ただし、古い落ち葉を入れておかないと2年ぐらいかかってしまうので、注意が必要だ。あとは、他の昆虫の卵などが混入している可能性があるので、使用する前に一日干すとよいだろう。急ぐのであれば、レンジで温めてもよい。
有機マルチ
本来、マルチとは、土壌面に敷いて土壌を保護するためのもの。これを有機マルチにすることで、土壌改良の効果もある。一般的には、ワラやウッドチップなどが用いられる。
ただし、これらのモノは購入しなければならないため、我が家ではカブトムシの飼育で使ったマット(クヌギのチップや腐葉土)をフンと一緒に有機マルチとして利用している。
最終的に肥料になるのであれば、カブトムシの飼育にかかるコストも気にはならない。なお、上記の方法で自家製腐葉土を作れば、カブトムシのランニングコストをさらに軽減することができる。